ディスクシステム資料



◆インデックスカードの裏側コレクション


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ディスクシステムソフトの、
カードケースのインデックスカード (ジャケット) の……





 裏!




裏側にはディスクカードの取り扱い方についての注意事項が書かれています。
これ、全て共通のものかと思いきや、
実はメーカーやゲームによりちょっとずつ違うのです。


そんなわけで、恐らくマニアックな裏側コレクション。



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まずは任天堂の汎用タイプ。

左2枚は最初期の頃ですが、一年もしないうちに中央のタイプになりました。

1988年からは左から4枚目。
1990年以降は一番右に。


実は任天堂製のゲームソフトに限らず、他のメーカーも多くがこれら汎用タイプを採用しています。


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サンソフト。ゲームはデッドゾーン。

任天堂の汎用のものとほぼ同じと思いきや、 太陽に顔がありました。

さらに翌年のメルヘンヴェールでは
右下の大きな矢印が真っ赤に塗りつぶされています。


最初のころはこのように各メーカーが独自に手を加えていましたが、
後期では任天堂の汎用タイプが使われるようになりました。


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ケムコとコナミ。

左がケムコ、右はコナミ。 ちなみに右のほうは
ちょっと黄色味がかっています。

これは経年劣化による色あせ…もあるかと思いますが、
大きいのは紙質の違いです。

説明書やこのインデックスの用紙は
一定の品質の紙 (特定の紙) が使用されていたわけではなく、
タイトルごとに白色度が異なる様々な紙が採用されていました。


ちなみに一番上等なものは説明書。
なんと表紙に写真紙のような光沢紙が
採用されているものがありました。

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ソフト『ファルシオン』のインデックス裏。

こちらもコナミ製ですが、
上のものとは違った内容。

このようにコナミのものは数タイプが存在しています。

このファルシオンでは、
数少ない『3Dシステム』への対応をうたっています。


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左は青ディスク用のインデックス、
右はアイレム。


青ディスク用ジャケットは 通常のものよりも長ーい。

ディスクカードをケースに収納すると
カードの刻印「NINTENDO」の文字が
すっぽり隠れて見えません。


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ニッポン放送。


全部モノクロでちょっと地味。

プレゼント品なので目立たないところには
あまりお金を掛けなかった、とか?



オールナイトニッポン スーパーマリオブラザーズです。


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極め付きはこちら。

涙の倉庫番スペシャル


他のインデックスのいずれとも異なる、
完全な独自路線です。

後にも先にもこのゲーム一本だけ。

このゲーム、ディスクカードのAB面シール(ラベル)も
パッケージ販売と書き換え販売されたもので色が異なります。

ディスクシステム初期のゲームなので
メーカー(アスキー)もいろいろ手探りでやっていたのかも。

なおこの後に発売されたソフトでは、
インデックスは任天堂汎用のものが使用されるようになりました。


もったいないー
この路線は継承して欲しかった。

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