ディスクシステムソフトの、
カードケースのインデックスカード (ジャケット) の……
裏!
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裏側にはディスクカードの取り扱い方についての注意事項が書かれています。
これ、全て共通のものかと思いきや、
実はメーカーやゲームによりちょっとずつ違うのです。
そんなわけで、恐らくマニアックな裏側コレクション。
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まずは任天堂の汎用タイプ。
左2枚は最初期の頃ですが、一年もしないうちに中央のタイプになりました。
1988年からは左から4枚目。
1990年以降は一番右に。
実は任天堂製のゲームソフトに限らず、他のメーカーも多くがこれら汎用タイプを採用しています。
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サンソフト。ゲームはデッドゾーン。
任天堂の汎用のものとほぼ同じと思いきや、
太陽に顔がありました。
さらに翌年のメルヘンヴェールでは
右下の大きな矢印が真っ赤に塗りつぶされています。
最初のころはこのように各メーカーが独自に手を加えていましたが、
後期では任天堂の汎用タイプが使われるようになりました。
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ケムコとコナミ。
左がケムコ、右はコナミ。
ちなみに右のほうは
ちょっと黄色味がかっています。
これは経年劣化による色あせ…もあるかと思いますが、
大きいのは紙質の違いです。
説明書やこのインデックスの用紙は
一定の品質の紙 (特定の紙) が使用されていたわけではなく、
タイトルごとに白色度が異なる様々な紙が採用されていました。
ちなみに一番上等なものは説明書。
なんと表紙に写真紙のような光沢紙が
採用されているものがありました。
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ソフト『ファルシオン』のインデックス裏。
こちらもコナミ製ですが、
上のものとは違った内容。
このようにコナミのものは数タイプが存在しています。
このファルシオンでは、 数少ない『3Dシステム』への対応をうたっています。
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左は青ディスク用のインデックス、
右はアイレム。
青ディスク用ジャケットは
通常のものよりも長ーい。
ディスクカードをケースに収納すると
カードの刻印「NINTENDO」の文字が
すっぽり隠れて見えません。
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ニッポン放送。
全部モノクロでちょっと地味。
プレゼント品なので目立たないところには
あまりお金を掛けなかった、とか?
オールナイトニッポン スーパーマリオブラザーズです。
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極め付きはこちら。
涙の倉庫番スペシャル。
他のインデックスのいずれとも異なる、
完全な独自路線です。
後にも先にもこのゲーム一本だけ。
このゲーム、ディスクカードのAB面シール(ラベル)も
パッケージ販売と書き換え販売されたもので色が異なります。
ディスクシステム初期のゲームなので
メーカー(アスキー)もいろいろ手探りでやっていたのかも。
なおこの後に発売されたソフトでは、
インデックスは任天堂汎用のものが使用されるようになりました。
もったいないー。
この路線は継承して欲しかった。
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