これらのカードがソフト1本につき1枚入っており、各ソフトごとに最大で6種類存在したようです。 全部揃えようと思ったら最低でも同じソフトを6本買う必要が。 もちろん購入前にはどのカードが入っているかはわからないので、ダブる可能性も高いでしょう。これは大変…。 なお、キャラカード入りのゲームの中で、ディスクシステムのソフトでは以下の10タイトルが該当。
「Arcade Gear」 「NINTENDO SEGA JAPAN」 「VGDen」 「FAMICON GARDEN」 ※ドレミッコのみキャラカードは1種類のようです。 ※迷宮寺院ダババは6種類ではなく5種類で全てかもしれません。カードのイラストはいずれもゲーム内の全5体のボスを描いているため。 ※ダババとドレミッコ以外のディスクシステムソフトのカードは全6種類のようです。 さて本題。 キャラカードの裏面には固有のシリアル番号が割り振られており、 「このキャラカードは大切に保管しておいてね。何かイイコトあるかもね!」 という何やら意味ありげなメッセージが。 このイイコト、同時期にコナミから発行されていたサブカルチャー情報誌 『Nan?Da』と関係があるという噂が一部であったらしいです。 この時期のコナミのゲーム説明書や同封チラシには、 この Nan?Da の宣伝が必ず入っていたためでしょうか。 左の写真は愛戦士ニコルの説明書。 このページだけでなく、前のページにも Nan?da の宣伝が。 なおカセットのソフトの場合は、説明書ではなく同封のチラシで宣伝されていました。 下の写真は Nan?Da の1987年11月12日、1988年5月12日号。
この2冊を確認してみましたが、どうもキャラカードに関係しそうな記事は見当たらず。 というよりこの雑誌、ゲームに関する記事自体一切なし。自社ゲームの広告だけは載ってますが。 ※キャラカード登場以前の古い号にはゲームの特集も組まれていたようです。 本当に何か “イイコト”、あったの? これ企画倒れで結局何もなかったんじゃない? なんて思っていましたが… 実はイイコトありました♪ こちらはディスクシステムのソフト『ファルシオン』のチラシ。A4サイズ。 このチラシ裏面の右上部分に注目。 なんとキャラカード裏面のシリアルナンバーを用いたプレゼントキャンペーンが行われていたようです。 このチラシによれば、1987年9月〜10月30日の期間に対象のキャラカードをコナミへ送ると 当選者にソフト『ファルシオン』とファミコンの周辺機器『3Dシステム』がプレゼントされたようです。 なお、このキャンペーンが行われたのはほんの一時期だけかもしれません。 一時期、というよりファルシオンだけかも。 というのも、キャラカードの裏面を発売順に並べてみると… 最後のほうの対象ソフト、「何かイイコトあるかもね!」のセリフが無くなっている! というわけで、後の方では 何かイイコト、なくなったみたい。 |