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…に対応しているソフト、ある?



スーパーゲームボーイで使用可能な色数は最大13色。 もちろんピクチャーフレームを除いた、ゲーム画面内だけでの話です。

しかし残念なことに実際には13色対応ソフトはほとんど無いようです。 多くても10色がせいぜい。
それどころか、モノクロソフトのように 4色の濃淡による表現にとどまる、いわば『単色』のゲームが多数。


…この「13色対応《というのは、どっちの意味なんでしょう。

 1.「同時発色数が13色《
 2.「ソフト1本内で合計13色使用できるけど、一度に使える色はそれ以下《

スーパーゲームボーイ対応ソフトなのにとにかく多い単色4階調。 そんなわけで、2の可能性が高そう…。

『SD飛龍の拳外伝2』で確認してみました。
戦闘シーンは単色4階調の濃淡で色を表現していますが、 その単色のベースとなる色の種類自体はけっこう多いです。
そしてこの濃淡4階調を1セットの「1種類の色《としてカウントすると…
ステージ(&戦闘キャラ)の色が10種類と、体力ゲージの黄色とオレンジ(タイマーも)、 そのバックの黒で、合計13色

…いやいや、「階調《それぞれも色なので、4階調なら4色のはず。 それに「ベース色《といっても、そのベースの色自体が他の色の濃淡の一種に見えたり…
またベントシーンやタイトル画面、ゲームオーバー画面は上記に入らない色もあります。

どうも、「ソフト1本での合計色数が13色《とは言えない。

そんなわけで、1「同時発色数が13色《 のほうが可能性が高そうです。


しかしホントに13色を同時に使っているソフトはあるのでしょうか。
多数の色を使用したゲームをいろいろ集めてみます。






あにまるぶりーだー2


イベントシーンがカラフル。
特にタイトル画面とトロフィーの一覧はかなり多色。
もしかして最大の13色まで使ってる?
実際のゲーム画面では色が混じって判り難いので、
色数確認にはVBR(エミュレーター)の画像を使用しています(右端)。
結果、10色。惜しい。

なお残念ながら通常の育成シーンはほぼ単色。
 

スーパーブラックバスポケット2


前作ともども、カラフルなソフト。
イベントシーンほどではありませんが、通常の釣りのシーンもそこそこカラフル。
案外少ないんですよ、ゲームのシーン全体に多数の色を使うソフト。

ピクチャーフレームも沢山。まさにSGBのためのソフト。
 

ナムコギャラリー vol.3


ゲーム内もそこそこ色が使われていて単色4階調じゃないけど、
一番多くの色が使われているのはメニュー画面。
あにまるぶりーだー2と並ぶ、最多の10色。
 

モグラーニャ



タイトル画面は淡い色合いながら9色使用。
でもそれ以外は他のソフト同様基本的に単色4階調。
 

GO! GO! ヒッチハイク


やはりイベントシーンに多数の色が使われています。
場面によって使用数は異なりますが、
一番多いと思われるのが、プラハの10色(右端)
サイコロを振るボードゲーム画面は単色4階調ですが、各マスに止まるたびに
イベントイラストが表示されるため、ゲーム全般に渡ってカラフルな印象を受けます。
 

コナミGBコレクション シリーズ


オープニングデモだけ、カラフル。
だけど色数自体はそれほど多くありません。
なおゲーム内は単色。

漢字BOY2


タイトル画面に限らず、
いずれの場面も複数の色を使っていて単色4階調じゃありません。

…が、色の使用数そのものはそれほど多くなく。
あれ、色数多数というコンセプトから遠ざかっている?

キャプテン翼J
全国制覇への挑戦



これもわりと全般に多色使用。
いや多色というほどじゃないけど、いい具合に色を使い分けている印象。

ドンキーコング



タイトル画面やメニュー画面などはカラフル。
だけど実際のパズル面はやっぱり単色4階調。
 




あれ、ホントに少ない…
今回見た範囲では、13色を同時に使っているソフトは見つかりませんでした。 ほんとにあるのかな。