ゴルフJAPANコースのゴルフトーナメントの景品だった、オリジナルコース入りゴールデンディスクカード。
この金色ディスクカード、100位以内に入った上位者へ贈呈されたカードと それ以外の入賞者5000名にプレゼントされたカードとで、実は違いが設けられていました。 まずはパッケージ。 写真はヤフオク、メルカリより。 左は5000位までの入賞バージョン。ディスくん型のプラスチックケース。 右は1〜100位の上位バージョン。楯のケース。豪華。 パッケージだけじゃありません。違いはゲームの中にもいろいろ。 ファミリーコンピュータマガジン1987年4月17日号より。 左は一般的な入賞者へのプレゼント品。右が上位者へのプレゼント。 ご覧の通り、上位者にプレゼントされたディスクカードには順位と名前がゲーム内に刻まれます。 なお写真の三木研次さん27位は実際の入賞者ではなく、ゴルフJAPANコースの開発メンバーだそうです。 名前が入るだけじゃありません。 この100位までの上位バージョンは、5000名に進呈された一般的な入賞ver.よりも難易度が高く設定されています。 下はコースの比較です。ご覧の通り、コースそのものも異なります。 OUT7とIN18のコースの比較。
さらにファミマガの同号記事によれば、 上位100位バージョンはラフ・バンカーが深く設定されており、ボールの飛距離が短くなっているそうです。 フェアウェイに対する、ボールの飛距離の比較表
なお同記事では、飛距離について入賞バージョンに対する言及はありません。 どうなのかな?違いがあるのかな? そして このオリジナルコース入りゴールデンディスクカード、 通常のゴルフJapanコースと難易度が違うことを表すためか、 ゲームのスコア画面を見ると 入賞バージョン、トップ100バージョンでそれぞれコース名が異なります。 入賞バージョンは「プロフェッショナルコース」(PROFESSIONAL COURSE)、 上位100位バージョンは、「チャンピオンズコース」(CHAMPIONS' COURSE)と表記されています。
なのでタイトルシールなどには記載が無いけれど、これらのディスクを区別して呼ぶなら 入賞バージョンは「ゴルフプロフェッショナルコース」、 上位100位版「ゴルフチャンピオンズコース」とするのがいいでしょうか。 いやー、ややこしくなるだけかな… ちなみに、今回のオリジナルコース入りゴールデンディスクカード以外にも、もう一つ金色のディスクカードが存在しています。 A面のシールにPRIZE CARD、B面にスペシャルコースと記載されているカードです。 詳しくはコチラで。 |