ブラウザのサイズは1360x768以上推奨。


 アイアムアティーチャー スーパーマリオのセーター
  ロイヤル工業 / ROY-ISM
  発売日:1986.8.27 / 書換開始日:----------

ゲームではなく、セーターなどの編み方や必要な材料を記した
実用系ソフト。作中で使用する糸や道具などはすべてハマナカ製品のみで
構成されている。
なお当ソフトと『手あみのきそ』共々、おもちゃ屋やデパートなどの
一般のゲーム販売店では販売されず、手芸店で取り扱われたとされている。



パッケージの表。


アイアム シリーズは流通経路の違いのためか、
パッケージ裏の右下にバーコードシールが無い。
 
インデックス。カードケース用のジャケット。



説明書を開いた状態。ウラ・背表紙・オモテ。説明書のオモテはパッケージの顔も兼ねる。

マニュアルの訂正内容を記した紙が同梱されている。

 
ディスクカードに貼られているシール (タイトルシール/ラベル) のA面とB面

※関連品

おまけ。同梱品ではないが、関連品として紹介。

左の『スーパーマリオブラザーズのセーター』は同時期に発売された大型ムック本。 内容は当ゲーム版『スーパーマリオのセーター』とだいたい同じだが、扱うセーターの種類は本のほうが多い。 その代わり身長110・120・140cmの3種類のみの掲載となる。 ゲームソフト版は95〜150cmと幅広い。また胸囲・袖丈も設定できる。本とゲーム、それぞれが補完しあうような関係といえる。

右の『アイアムオリーブ』はハマナカ製品を使った手芸用のミニ冊子。一部の手芸店にも置かれていたが、この冊子の基本的な入手手段はハマナカとの直接的な通信販売(定期購読)だった。

なお、一部でアイアムアティーチャーは通販で購入できたとの説もあるようだが、これは単なる間違いの可能性が高いように思う。
冊子アイアムオリーブのVol.77にアイアムアティーチャーの紹介が載っている(右写真)が、 アイアムアティーチャー自体の入手手段の掲載や通販は無い。他の号も同様。
先に挙げたようにこの冊子自体が定期購読(通販)での入手であるが、そのことと混同されているのかもしれない。


 


 アイアムアティーチャー 手あみのきそ
  ロイヤル工業 / ROY-ITK
  発売日:1986.9.26 / 書換開始日:----------

おもちゃ屋ではなく手芸用品店で販売されていたソフト。
このためこのソフトを手に取る人は限られていたと思うのだが、
実はこの年の12月に再生産されている。
手編みの「きそ」という性質上なのか、
それなりの本数が出荷されていたことが窺える。


オモテ。


アイアムシリーズは
パッケージ裏の右下にバーコードが無い。



同梱されている、説明書の訂正文。


  


アイアムアティーチャー は一般のお店に売っていなかった?
アイアム ア ティーチャー シリーズはデパートや一般的なおもちゃ屋(※)などでは販売されず、その流通ルートは手芸店や通販だったとされています。 果たして本当のことなのでしょうか?

※…ここで挙げるおもちゃ屋というのは、ファミコンの正規取り扱い店のことを指します。ディスクライターを設置しているお店が確実です。
 ファミコンを販売するお店の中にはモグリの業者から仕入れるところも多数存在しており、そういったお店では アイアムアティーチャーをはじめ本来なら店頭に置かない特殊なソフトを販売しているケースもありました。
 今回は正規の販売ルートの話ですので、こういったお店は対象外です。 新作も中古ソフトも扱う広く名の知られたゲーム専門店でも実際にはファミコンの正規取り引き先ではない、というケースも珍しくありません。


・手芸店で販売していたという証拠
これについては、レトロゲーム情報サイト ファミコンのネタ!! の管理人オロチ様が証拠となる記事を発見され、 X (Twitter) にて公開されたことで、明らかになりました。

【流通違いファミコンソフトの謎】 (オロチ様のTwitterより)

また合わせてオロチ様より、 当時の記事のデジタル版の存在も教えていただきました(日経産業新聞 1986年9月25日)。
オロチ様、情報ありがとうございます!

これによると「ハマナカは任天堂と共同で、ファミリーコンピュータで使える手編みソフトを開発、手芸店などを通じて発売した。」 とのことです。
 もう一度。「 手芸店などを通じて発売した 」!!

記事に明記されているように、確かに手芸店(など)で販売されていたようです。

・おもちゃ屋での販売はあったか?
上記のように、手芸店で販売されていたのは日経の新聞記事で明らかになりましたが、 では、デパートやおもちゃ屋など、ファミコンを販売していた一般の小売店では販売されていなかったのでしょうか? そして通販は?
日経の記事では、手芸店「など」とされているので、他にも流通手段は存在してい可能性は考えられます。 とはいえ、おもちゃ屋などへの言及はないため、「など」が指すのは手芸の関連企業と考えるほうが無難でしょうか。

逆に一般的なおもちゃ屋には無かった可能性としての消極的な証拠といえそうなものを挙げてみます。
それは以下の二点。

 ・パッケージにバーコードが存在しない。
 ・ファミ通やファミマガなどのゲーム専門誌のソフト発売予定表に掲載されていない。

バーコードが存在しなければ少なくとも一般的なお店では販売していない可能性が高そうです。 ソフトのチラシは存在しているので、メーカー (問屋) から取り寄せて購入することはできたのかも…とはいえそれも手芸店のほうかも。
ディスクシステムのソフトでバーコードがないものは、非売品を除けばアイアムアティーチャーシリーズのみです。

雑誌の発売予定表に掲載されなかったというのは、バーコードに比べれば理由として薄いかもしれません。 ただディスクシステムのソフトでこれらのリストに掲載されなかったのは非売品ソフトだけ。 なのでやはりアイアム ア ティーチャーシリーズは一般の玩具流通に乗っていたとは思えないのです。


・このソフトの通販があった?
さて、手芸店での販売のほか、通販もあったという通説ですが……これもまたその証拠はありません。いや、むしろ通販は無かったかもしれません。
というのも、関連本である小冊子『アイアムオリーブ』自体の通販と混同されている可能性が考えられるためです。
冊子アイアムオリーブはハマナカ用品を扱う一部の手芸店に置かれていた (久留米市・佐藤毛糸店。1987年確認) ほか、 ハマナカから直接自宅へ送ってもらう年間定期購読が主な入手方法です。 この冊子は古いものから現在のものまで一貫して、ISBNコードも雑誌コード (雑誌-●●●●-●●) もバーコードもないため 書籍のような扱いではなく、一般的な本屋では販売できないと思われます。 また価格のそばには「送料共(送料込)」と記されています。 そして。アイアムオリーブ内にはいろんな製品の紹介がありますが、それらの同冊子内での通販案内は一切ありません。 いずれもハマナカ製品取り扱い店でお求めください、という旨の記載があるのみです。


ということで流通手段の見解をまとめますと…

 ・手芸店で販売されていたのは確実(1986年の日経経済新聞)
 ・おもちゃ屋での販売は可能性が低そう(ファミコン専門誌の発売予定表に掲載がなく、また製品自体にもJANコードがない)
 ・通販もなさそう。関連本であるアイアムオリーブの定期購読との勘違いかも。



 


 アイスクライマー [書換専用]
  任天堂 / FMC-ICD
  発売日:---------- / 書換開始日:1988.11.18

タイトル名こそファミコンカセット版と同じだが、
ゲーム内容は大幅にパワーアップしてアーケード版に近づいた。
ところが説明書はファミコンカセット版の内容が
そのまま流用されているため、ゲーム内容と合わない箇所が多数ある。
 → ゲーム内容に合わせた改定説明書 (※非公式)



 


 アイスホッケー
  任天堂 / FMC-ICE
  発売日:1988.1.21 / 書換開始日:1988.2.8



 


 愛戦士ニコル
  コナミ / KDS-AIN
  発売日:1987.4.24 / 書換開始日:1987.6.18


一部のタイトルには説明書にバーコードが付いているが、 すべてパッケージ側のバーコードと異なる。





左から6枚の写真はキャラカードというトレーディングカード。右端は裏面。
コナミのゲームのいくつかにはシリアル番号入りのこのキャラカードがソフト1本に1枚同封されていた。
キャラカードとは?(リンク)


 


 アイドルホットライン 中山美穂のトキメキハイスクール
  任天堂 / FSC-THSE
  発売日:1987.12.1 / 書換開始日:1987.12.14

特殊な青いディスクカードの、ディスクファックス対応ソフト第四弾。
ゲームクリア後、お店に設置されたディスクファックスという機械へ
ディスクカードを持ってくことで抽選プレゼントへの応募ができた。
ちなみに青カード用のケースのインデックスカードは一般のものより長く
ディスクカードの下部分(Nintendoの刻印の箇所)がすっぽり隠れる。
ディスクファックスに応募した後のお知らせメッセージ


なんと専用の表紙あり。
だけどインデックスと同じデザイン。


裏面。


 
カードケース内のインデックスカード。
青ディスクのインデックスは一般のものより長い。
裏にはシャッターについての注意書きあり。

説明書。後半にディスクファックス設置店の一覧表があるため74ページと分厚い。






表紙。
チラシのようなツルツルの質感の紙。
カードケースと同じデザイン。
なお裏は真っ白で何も印刷されていない。


パッケージ全容。中身の一覧。 全5種類 (※リサの妖精伝説除く) しか
発売されていない青色ディスクカードソフトのひとつ。
また専用のパッケージ用の表紙がある珍しいソフトでもある。
表紙が用意されているのは このソフトと夢工場ドキドキパニックの2本だけ。



 ゲーム発売から数か月後に登場した電話メッセージの内容表。
 この表はゲーム書き換え時に貰えた他、同時期の出荷分のパッケージにも同梱されていたと思われる。
 左の写真はパッケージに同梱されていた、折りたたまれた状態の内容表。右はそれを広げた状態。(表はクリックで拡大できます)


 


 亜空戦記ライジン [書換専用]
  DOG (スクウェア) / SQF-RJN
  発売日:---------- / 書換開始日:1988.7.12

書換専用ソフトなのに
メーカー公式のカードケース用の表紙が存在している、
珍しいゲームソフト。
DOGオリジナルインデックスプレスという広報誌があり、
この一部がカードケースの表紙となっている。


書き換え専用ソフトだが、実は2種類のインデックスが存在する。詳細は下側に掲載。

左のインデックス2をカードケースにセット。


背表紙が見えるよう、裏面は上側から撮影。
…見えにくいね。


説明書。A4サイズの紙。

説明書のウラ。




AB面のタイトルシール。

  関連品

DOGオリジナルインデックスプレス。
店頭で配布されたA4サイズの厚手のチラシ。
チラシの下半分はライジンとムーンボールマジックの
インデックスカードで、切り離して使う。
やや厚めの紙だが、一般的なインデックスに比べればかなり薄い。
またA4サイズの横幅(約210mm)に2枚並べられているため
一般のインデックスカードと比べ、折り返したウラの部分が短い。
(一般のインデックスは全長144mm、対してこちらは105mm)

DOGインデックスプレスのウラ面。
店頭でインデックスカードが貰えるという宣伝マンガ。
なおカードケースのジャケットを「インデックスカード」
と呼んでいるのは実はスクウェアだけだったりする。
公式名称は…不明。


ついでに掲載。カバヤ食品から、
ゲームよりも先に発売された食玩。
(画像はインスタグラムより)


 


 悪魔城ドラキュラ
  コナミ / KDS-AKM
  発売日:1986.9.26 / 書換開始日:1986.12.10

発売直前まで主人公の名前は「シモン」ではななく「ピーター」だった。
ほか店頭配布のチラシではファミリーネームが ベルモンとなっている。
説明書では後のシリーズで正式に採用されているベルモン
なおゲーム自体に複数のバージョンがあり、バグ修正等がされているもよう。
 →バージョン違いが存在するソフト














 


 アスピック 魔蛇王の呪い
  ボーステック / BTC-ASP
  発売日:1988.3.31 / 書換開始日:1988.4.28





 


 アップルタウン物語 Little Computer People
  DOG (スクウェア) / SQF-APT
  発売日:1987.4.3 / 書換開始日:1987.6.5

DOG (スクウェア) のソフトの多くは、このような
スーパーファミコンソフトのパッケージと
同じくらいの巨大サイズの紙箱で発売。
しかし箱と説明書が大きいだけで、内容物自体は一般的なソフトと同じ。
これといって何か特典が付いているわけではない。


スーパーファミコンのような紙パッケージ

パッケージの正面

パッケージのウラ面


巨大な説明書

インデックス

その裏。




ディスクカードのシール

ディスクカードとパッケージ&説明書のサイズ比較用の写真。ディスクカードに対して箱と説明書が巨大。


 


 アルマナの奇跡
  コナミ / KDS-ARM
  発売日:1987.8.11 / 書換開始日:1987.10.9

キャラカードというトレーディングカードが同封されていたソフト。
カードは6数種類存在しているが、中に入っているのはうち1枚。
もし全部集めようとすれば最低でも6本はソフトを買う必要が。
もちろん毎回すべて違うカードに遭遇するとは限らないので
実際の購入本数はすごいことになりそう…?











6種類のキャラカードとその裏面。これらのいずれか1枚がパッケージに同梱されている。
 →キャラカードとは?(リンク)


 


 囲碁 九路盤対局
  BPS / BPS-IGO
  発売日:1987.4.14 / 書換開始日:----------








大の囲碁好きという、
BPSの社長ロジャース氏 (1987年)

元々は『ファミリー囲碁』『囲碁』などのタイトル名で任天堂から発売される予定だったソフト。
しかし最終的には開発を担当したBPSからそのまま発売された。

BPSの社長ロジャース氏が大層な囲碁好きで、
囲碁の楽しさを広め親しんでもらいたいという想いからBPSで囲碁のゲームを開発することにしたのだそう。

なお販売はパッケージ製品版のみで、ディスクライターでの書き換え販売はなかった。


 

 石道ishido  [書換専用]
  ヒロ / HIR-ISD
  発売日:---------- / 書換開始日:1990.12.7

読み方は「いしどう」。
ゲームボーイ(発売元はアスキー)からの移植。
ディスクシステム末期に近い頃だったことに加え、
さらに当ディスク版ではメーカーが異なるためか宣伝活動もなく、
加えて書き換え専用ということもありソフトの普及数はかなり少ないもよう。



 


 WINTER GAMES (ウインターゲームズ)
  ポニーキャニオン / PNF-WIN
  発売日:1987.3.27 / 書換開始日:1987.5.17

ゲームタイトルの表記(カタカナ)が不安定なソフト。
説明書・インデックスでは「ウインターゲームズ」、
チラシは「ウンターゲームズ」、
雑誌広告には「ウインターゲームズ」。

ちなみにこのソフトを含めたポニーキャニオンのソフトには
ゲームの型番 (PNF-WIN) の他に独自の型式表記 (L29V5908) がある。






 


 ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲 [パッケージ版]
  バンダイ / BAN-ULM
  発売日:1987.1.29 / 書換開始日:----------

こちらは店頭で販売されたパッケージ製品版。
後の書き換え販売版とは音楽の一部が異なる。
こちらのパッケージ版は原作ウルトラマンの曲がいくつか使われている。
書き換え版はゲームオリジナルの曲にほとんど差し替えられた。
このためかソフトの型番も変更されている。

なお書き換え版登場後も当パッケージ版は再生産・再販されている。

テレビ放送のウルトラマンの曲が使用されているためだろう、
パッケージのオモテ面にはジャスラックの許諾シールが貼られている。






同梱のアンケートハガキ。
これは初版には無く…

恐らく後の出荷版から
同梱されたと思われる。
  


初期出荷版に同梱された、説明書の訂正書き。

裏側。二つ折りにして入っている。大きさは2つ折り状態でほぼ説明書と同じくらい。


 


 ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲 [書換版]
  バンダイ / BAN-UL1
  発売日:---------- / 書換開始日:1987.3.26

パッケージ版と書換版とで内容が異なるソフトの1つ。
こちらは書き換え版。原作ウルトラマンの曲が
ゲームオリジナルのものに変更されている。
型番もタイトルシールも異なるので見た目での判別は容易。




書き換え版のタイトルシール。
パッケージ版とはデザインが異なる。
書き換え版なのに珍しく、パッケージ版と同じような厚手のカラーの専用取扱説明書が配布された。
説明書の違いは音楽許諾記載やプレゼント応募券の有無といった細かい差異程度。


 


 ウルトラマン2 出撃科特隊!!
  バンダイ / BAN-UL2
  発売日:1987.12.18 / 書換開始日:1988.2.16

ウルトラマンではなく、隊員をプレイヤーが担当する
珍しいタイプのリアルタイムシミュレーション。
ウルトラマンの行動は完全オート。






 


 ウルトラマン倶楽部 地球奪還作戦
  バンダイ / BAN-ULC
  発売日:1988.10.22 / 書換開始日:1989.1.13






おまけ。発売記念として9月5日より店頭で配布された販促バッジ。右2枚はバッチに同梱された極小の案内紙の表と裏。
バッジの配布予告が掲載されたバンダイの広報紙には9月下旬発売予定とされていたので、 上の同梱紙も最初は9月と書かれていた可能性がありそう。
発売日が伸びるたびに日付も書き直されて何度も配布されたのかもしれない。
なおこの紙では11月発売予定とあるが、無事に10月中に発売されたもよう。


 


 エキサイティングサッカー コナミカップ
  コナミ / KDS-ESC
  発売日:1988.2.16 / 書換開始日:1988.4.15





キャラカードが同梱されているソフトの末期のころ。このうちの1枚が入っている。
これまで裏面に記載されていた「何かイイコトあるかもね」が無くなっている!


 


 エキサイティングバスケット
  コナミ / KDS-EKB
  発売日:1987.7.24 / 書換開始日:1987.9.22






全6枚のキャラカード。うち1枚が入っている。並べてみたら連続写真みたいに見える。
キャラカードとは?(リンク)



 


 エキサイティングビリヤード
  コナミ / KDS-EKS
  発売日:1987.6.26 / 書換開始日:1987.8.25





同梱のキャラカード。このうち1枚が入っている。キャラカードの背景は各ステージのもよう。
キャラカードとは?(リンク)



 


 エキサイティングベースボール
  コナミ / KDS-EBS
  発売日:1987.12.8 / 書換開始日:1988.1.19





同梱されているキャラカード。このうち1枚が入っている。なお珍しい横向き型。
キャラカードとは?(リンク)



 

 SDガンダムワールド
 ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ [パッケージ版]
  バンダイ / BAN-SGW
  発売日:1987.11.20 / 書換開始日:----------

この店頭用パッケージ販売のものと
2か月後のディスクライターの書き換え販売のものとでは
戦略マップの半分が異なる。
なおさらに後に発売された『マップコレクション』はまた別のソフトである。


 
  

アンケートハガキが同梱されているが、恐らく初期の頃には無かった。1988年2月末製造の再出荷版には同梱されているのを確認。



 

 SDガンダムワールド
 ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ [書換版]
  バンダイ / BAN-SG1
  発売日:--------- / 書換開始日:1988.1.19

パッケージ版と書換版とで内容が異なるソフトの1つ。
ディスクカードのタイトルシールはパッケージ版のものと同じデザインだが
右下の品番 (型番) で判別可能 (SGW/SG1)。
ゲーム内容の変更点は、マップの半分を新規のものに差し替えたこと。
また隠し要素としてだがオートバトルも追加された。


A3サイズ。説明書のオモテ。

裏面。


なお書き換え発売予定の資料では1月20日なっているものがあるが、発売後の書換販売実績(ファミコン通信)では1月19日に修正されている。
さらに手元のディスクカードの書換日も1月19日のものがあるため、書換日は1月19日で確定。


 

 SDガンダムワールド ガチャポン戦士
 スクランブルウォーズ マップコレクション  [書換専用]
  バンダイ / BAN-SG2
  発売日:--------- / 書換開始日:1989.3.3

改良点多数の続編。
マップが全部変更されているのはもちろん、
1ターン内に動かせるユニット数が倍になったほか、
CPUの思考能力もアップ。
待ち時間が減っただけでなく賢くなっている。


マップコレクションの説明書はA4サイズ。

前作 (SG1) からユニット紹介などが省かれている。




 


 エスパードリーム
  コナミ / KDS-ESP
  発売日:1987.2.20 / 書換開始日:1987.4.20
















 


 エッガーランド
  HAL研究所 / HAL-EGL
  発売日:1987.1.29 / 書換開始日:1987.3.26

いろいろと異例尽くしのソフト。
そもそも「このゲームの制作予定は無かったが、ファミ通の予想記事を読んで
ホントに作ることにした」(元HAL研社員)とのこと。
また標準パッケージソフトで唯一、取扱説明書の表紙と
インデックスカードのデザインがまったく異なる。
そして説明書の厚さもパッケージ版と説明書とが逆転している。
(→説明書の比較はこちら











こちらの説明書は一般的なもの。ホッチキス留めのやや薄めの冊子。



一方、こちらは書き換え販売用。背表紙付きの厚めの本。内容も充実。
 → 説明書の比較をもう少し








パッケージ版の説明書に添付された訂正書き。


 


 エッガーランド 創造への旅立ち [書換専用]
  HAL研究所 / HAL-EGS
  発売日:-------- / 書換開始日:1988.10.18

生みの親であるメーカー自身からも誕生日 (※発売日) を
勘違いされてしまった、可哀そうなソフト。
レトロゲーム本や多くのwebサイト、それにHAL研究所の公式サイトでは
発売日を1988.8.20としているが、正しくは1988.10.18のもよう。
 →(資料)
なおタイトル名も二転三転している。
エッガーランド入門編→エッガーランド番外編/エキストラ→創造への旅立ち。



 


 エレクトリシャン
  ケムコ / KSC-ELC
  発売日:1986.12.26 / 書換開始日:1987.2.20














 

 オールナイトニッポン スーパーマリオブラザーズ
  ニッポン放送 / ANN-NSM
  発売日:1986/12/20

お店では販売されていなかった特殊なソフト。
メインの流通方法はラジオ通販。
プレゼントは若干名。

以前は「非売品」に分類していましたが、
販売が確定したためコチラに分類し直しました。


一般的な販売ソフトではないためか、ビニールパッケージの裏面にバーコードシールがありません。


この封筒写真はヤフオクから。
当選して通販で購入した際に
この封筒で送付されてきたそうです。


オールナイトニッポン20周年を記念して制作された、ニッポン放送(オールナイトニッポン)と任天堂とのタイアップ品。
ゲーム内容は、一部のキャラクターや背景などがオールナイトニッポンのパーソナリティやニッポン放送関連のものに差し替えられています。
ゲームシステムはスーパーマリオブラザーズ2がベースとなっているため、マリオとルイージには能力差があります。
ステージは「マリオ1」と「マリオ2」からそれぞれ抜粋されています。 そして「マリオ2」同様に、ゲームを8回クリアすることで追加ステージも登場。



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このソフトは一般のお店で販売されていたものではなく、 ラジオ番組『オールナイトニッポン』での通信販売とニッポン放送の社屋での販売だったようです。
ラジオ番組の通販は往復はがきで購入を申し込み、抽選で購入権が当選した人が買えたというものです。
そのほか、若干名ですがゲーム専門誌によるプレゼントもありました。

詳細につきましては以下のブログサイト様にて 調査結果とともに内容が掲載されていますのでぜひご参照ください。




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オールナイトニッポンスーパーマリオに出演した総キャスト。
このソフトの 制作に至ったいきさつがファミコン通信1986年12月26日号に掲載されています。
スーパーマリオの攻略ビデオ(マリオの大冒険)をオールナイトニッポンで制作したことをきっかけに 同ソフトに感心を持った番組のスタッフサイドから、 オールナイトニッポン20周年記念でマリオとのタイアップソフトを作ってほしいと任天堂に打診し、実現にこぎ着けたのだそうな。
なお任天堂側は「今後はこういったタイアップはしない」なんてコメントをしたそうなので、 任天堂としては乗り気じゃなかったのかもしれません。断るに断れないオトナの事情…?


なおニッポン放送での販売以外では ファミマガ・ファミ通でそれぞれ読者20名へプレゼントを行っていました。
ファミマガは応募締め切りが1月15日(消印)、 ファミ通は当選発表を1987年2月20日号 (2月6日発売) で行いました。
ファミ通側の20本の狭き門へ殺到した応募数はなんと3万通以上。凄い。

ちなみに左の写真のキャストは、
後ろ側は左から、中島みゆき・ビートたけし・サンプラザ中野・ 中山秀征(ABブラザーズ)・松野大介(ABブラザーズ)。
手前は左から、石橋貴明(とんねるず)・小泉今日子・木梨憲武(とんねるず)。
(※人名・コンビ名は当時のもの。敬称略)




 

 Othelloオセロ
  河田 / KWD-OTH
  発売日:1986.10.13 / 書換開始日:1986.11.13











パッケージの右下には
「日本オセロ連盟公認」のシール。
 


 

  オトッキーOTOCKY
  アスキー / ASC-OTO
  発売日:1987.3.27 / 書換開始日:1987.5.22

大きい箱で発売。説明書のサイズは一般的なソフトのそれのなんと約4倍。
なおチラシ右下の応募券でプレゼントに応募すると抽選で
小沢なつきさんのグッズ(文房具)が貰えるキャンペーンが開催されていた。
が、裏面はピンナップになっているため、応募券を切り取る=ピンナップを
切り取るということに。切り取り位置は右下のASCIIロゴの場所ではあるのだが…


紙箱パッケージ

パッケージの裏




未開封時はアスキーマークの
シールで封がされている。
写真:ヤフオクより


箱とほぼ同サイズの巨大な説明書。
 
  


A4ポスターのオモテ(チラシ)

ウラはピンナップ。いやむしろコチラがオモテかも…


内容物一覧。A4サイズのポスター、ソフト、説明書、アンケートハガキ、ピンク色の注意書き

※比較用の写真。箱のサイズはDOG(スクウェア)のものといい勝負。
 …横には結構大きいけれど。


 


 おもいっきり探偵団 覇悪怒組 魔天郎の挑戦状
  バンダイ / BAN-HRD
  発売日:1988.3.25 / 書換開始日:1988.5.24
























© Nintendo・ KONAMI・ フジテレビ/Nintendo・ Nintendo/NAGATANIEN・ 1990 JV "DIALOG" Author A.Pazhitonov/Nintendo・ スクウェア・ ハミングバード・ マイクロキャビン/スクウェア・ シンキングラビット/スクウェア・ シンキングラビット/アスキー・ キャリーラボ・ SOFT PRO・ ソフトプロ・ バップ/アスキー・ KEMCO・ 1989 The Walt Disney Company and Amblin Entertainment,Inc./KOTOBUKI SYSTEM CO.,LTD.・ 円谷プロ/BANDAI・ 石森プロ/毎日放送/東映/BANDAI・ 石森プロ/フジテレビ/東映/BANDAI・ バンダイ/石森プロ/フジテレビ/東映・ 創通エージェンシー/サンライズ/BANDAI・ CAPCOM・ TAITO CORP.・ TAITO CORP./Sony Corporation/KLON・ ボーステック・ BOTHTEC/XTALSOFT・ HEADGEAR/EMOTION/東北新社/小学館・ ゆでたまご/集英社/NTV/東映動画/BANDAI・ PONY CANYON・ ポニーキャニオン・ ジャニーズ事務所/ポニーキャニオン・ 子猫物語製作委員会/PONY INC.・ 高千穂&A.A/日本サンライズ/NTV/BANDAI・ 藤子/小学館/テレビ朝日/BANDAI・ SONY CREATIVE PRODUCTS INC./BANDAI・ TAKARA CO.,LTD.・ JALECO LTD.・ JALECO LTD. Licensed by RARE Limited・ DATA EAST CORP.・ MUSICAL PLAN LTD./DATA EAST CORP.・ SYSTEM SACOM/USE CO. LTD・ 1986 Gremmlin Graphics./JALECO LTD.・ IREM CORP./Licensed from OX・ IREM CORP./Licensed from CASIO・ IREM CORP./Licensed from Broderbund・ IREM CORP./Licensed from SADATO TANEDA Directed by TAMTEX・ PACK-IN-VIDEO CO.,LTD・ ACTIVISION/ポニーキャニオン・ ACTIVISION/スクウェア・ Activision/GAKKEN・ ソフエル・ FIREBIRD SOFTWARE 1987. PROGRAMMED FOR NINTENDO DISK BY JALECO. EXPORT OUTSIDE JAPAN PROHIBITED.・ HAL研究所・ HAL Laboratory・ SUNSOFT・ SUNSOFT/SYSTEM SACOM・ SUNSOFT/SEKAI BUNKA-SHA・ SUNSOFT/世界文化社/なんきん・ SUNSOFT/ASK KODANSHA・ 陳出達朗/結城恭介/徳間書店/東映動画・ SEDIC/ASCII CORP.・ MOVIC/SONY Video Software International Corp./アートミック/HAL LAB.・ イーストキューブ・ EPYX,INC./PONY CANYON・ アスキー/シャノアール・ ツクダオリジナル/河田・ 東芝EMI・ 東京書籍・ SCOPION SOFT・ 小林まこと/キティエンタープライズ/講談社/SCOPION SOFT・ NAMCO LTD.・ 徳間書店・ TOKUMASHOTEN INTERMEDIA INC.・ TOKUMASHOTEN INTERMEDIA INC./CAMPILE CORP.・ TOKUMA SOFT・ 1989,1990 Michael Feinberg and Software Resources International/1990 HIRO・ BPS・ ROYAL・ MAGINEER CO.,LTD.・ TECMO, LTD.・ ATLUS・ ATHENA・ NIPPON BROADCASTING SYSTEM,INC./Nintendo・ MYOJO FOODS CO.,LTD.





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